私たちの挑戦
Challenge

私たちの挑戦

私たちは薬剤師として出来る事をいつも考えています。

これまでも、そしてこれからも。

薬局と自殺予防について

自殺予防ゲートキーパー

私たちは自殺予防に取り組んでいます

市民調剤薬局は平成23年に「薬局として自殺予防活動に取り組む」『自殺予防ゲートキーパー』宣言ゲートキーパーとは
悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る人のことです。
をし、
具体的な人材育成、研究発表、啓発活動などを行ってまいりました。

なぜ薬局が自殺予防なのか?とよく聞かれます。多くの薬剤師があまり関係ないとか、テーマが重すぎると言って関わろうとしませんでした。年間3万人以上の方が14年続けて自殺で命を落としている中、薬剤師が関わろうとしない姿勢に疑問を持ち、いろいろな調査を開始いたしました。

全国には5万8千軒の薬局が存在し、そこで働く薬剤師は身近な医療者であることを考えると、定期的に薬局をご利用いただく方の中で悩みを抱えている方が存在するのではないか。さらに文献によると自殺を図っている人の半数が薬を過量に飲むことで自殺をしているという事実がわかりました。


私たちは、いのちを救うためにお渡ししている薬が、いのちを奪う道具として使用されていることを知った時に、薬剤師が関わるべきだという確信を持つことができました。


地域と共に、患者さまの笑顔の為に…。

市民調剤薬局では、全社員に1日かけての自殺予防初期介入スキルワークショップの受講を義務付けていて、それによりこれまでに30名以上の自殺を考えている方を見つけ出すことができました。

これは小さな数字ですが、全国の薬局が同じような考えが持つことができたら大きな数字となると考えた時に、私たちだけの活動ではなく全国に広めていくべきだと考えるようになりました。 具体的には新潟県薬剤師会に対しての事業化を提案、実現することに成功し、市民調剤薬局が行ってきたワークショップと同じものをこれまでに400名以上の薬剤師が修了するという実績を作りました。
今では全国的にも、新潟の薬剤師が自殺予防に積極的に取り組んでいることについては高い評価がされるようになっています。


また、これまでに新潟県以外の薬剤師会だけでなく保健所や学校関係の講演の依頼などを頂戴したり、ワークショップの講師の派遣も行うことで少しずつ全国に対しての活動を行うようになりました。 このように薬局では処方箋調剤だけではない、あらたな存在価値を見つけ出すことができたことは私たちの自信となりました。 まだまだ薬局には活かすべき力が多く存在すると考え、地域の中での在るべき姿を求め続けていきたいと考えます。

アルコール関連問題への取り組み

薬剤師はお薬適正利用の道しるべに

「お酒」と言えば仲間と楽しく盛り上がりながら飲むものというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。「お酒」は嗜好品として私たちの日常に身近に存在していますが、お酒に含まれるアルコールは薬物の1種です。


アルコールには脳の機能を低下させる、肝臓に障害を与える、がんのリスクを高めるなど有害な作用もあります。アルコールについて正しい知識を持たなかった結果、飲酒運転、一気飲みなどを行い場合によっては尊い命が失われることもあります。また、アルコールは自殺のリスクを高めるという危険性もあります。 このような悲劇を繰り返さないためには法による厳罰化を行うだけでなくアルコールに対する正しい知識を持つことが大切です。
私たちは地域の皆様にアルコールに関する正しい知識をもっていただくための普及活動を行っています。

依存症問題への取り組み

依存症というとどんなイメージをお持ちでしょうか?「甘い」「意志が弱い」「だらしない」本当にそうでしょうか。


依存症は、孤立の病と言われ、その人の生きづらさから、「ヒト」ではなく「モノ」に頼ってしまう「病気」なのです。
例えば、アルコール、薬物などに頼ってしまうアルコール依存症、薬物依存症 等です。いずれにしても、生きづらさからくる「病気」なのです。最近では、処方薬、市販薬に頼ってしまう処方薬依存、市販薬依存も問題になっています。


市民調剤薬局では、依存症予防教育アドバイザー認定者が2名、また、アルコールに関する正しい知識を学んだ飲酒運転予防インストラクター認定者が8名おります。
私たち薬局は地域の健康拠点として、このような方々の生きづらさへの気づき、専門機関へのつなぎ先機関としても機能しています!処方せんがなくても気軽に相談できる場所を実践しています。