医薬品情報室(DI室) 教育・学術統括室 医薬品情報部門(DI室) 教育部門

医薬品情報部門(DI室)の活動内容・効果

DI室の活動内容

 

市民調剤薬局では、医薬品情報室の基本業務を大きく「情報収集」・「情報処理・管理」・「情報提供」の3つに分けて考えています。

 

  • 情報収集
  • 情報処理・管理
  • 情報提供

医薬品情報業務の全ては情報収集することからスタートします。
この為、DI担当薬剤師および各店のDI係の役割が非常に重要となっています。
毎日、公的機関からの必須情報のほか、現場の生情報も収集します。

患者様

お薬の説明の際に患者さまから頂いたご質問や、お電話で頂いたお問い合わせ内容をなど、日常お薬を使う上で患者さまが疑問に思ったことなどが寄せられます。

現場薬剤師

医療現場では、患者さま個々に合わせた薬物治療が行われます。この為、添付文書や薬学書籍では解決できない疑問や現場の生情報が各店の薬剤師から集められます。

薬剤メーカー

各製薬メーカーMRから、最新の医療情報、学会情報や安全性情報のほか、各種学会情報を収集します。また、製薬メーカー学術からは製品に関する詳細なデータを収集します。

処方医療機関

新潟市民病院薬剤部および、周辺薬局と月1回の緩和ケア医療のカンファレンスを開催しています。情報を共有することで、院内外で一貫性のある対応を行うことが出来るようになり、薬局での対応の向上に繋がっています。

メディア

患者さまのお薬の情報源となる「新聞」「テレビ」「インターネット」などのメディアから医薬品情報を収集します。患者さまの視点に立った情報収集は欠かせません。

学会・研修会

日本薬剤師大会、北信越薬剤師学術大会や他社で開催される研修会などにも参加して、薬剤師の取り組みを積極的に情報収集します。

厚生労働省

「医薬品緊急安全性情報」「医薬品安全性情報」のほか、メールによる情報配信を受け、医薬品や食品、衛生に関する情報を収集します。

薬剤師会

日本薬剤師会および新潟県薬剤師会のホームページ、メール配信による情報収集を行います。また、必要に応じて問い合わせを行います。

収集した情報は、そのままでは現場で使える情報にはなりません。
この為、DI室では資料を整理し1枚の情報紙として作成します。

また、作成された情報はデータベースとして蓄積し、必要に応じて引出せるようにします。また、現場で必要とされる学術情報や患者さまの指導に必要な体験器具の保管管理を行います。

DI情報誌作成

情報収集された多くの資料から、現場が必要としている情報を吟味し、薬学的根拠に基づいた資料[DIニュース]を作成します。また、毎日収集される新情報や更新情報をまとめた[ちょこっとDI]を作成します。

医薬品安全対策情報誌作成

厚生労働省からの「緊急安全性情報」や「安全性情報」、テレビや新聞などのメディアからの情報で、患者さまに至急対応を行う必要がある情報に対して、対応手順をまとめたマニュアルを作成します。

勉強会カレンダー作成

薬剤師会や製薬メーカーから収集した学会案内を見やすくカレンダーにまとめます。また、過去に薬剤師が参加した勉強会を記録に残します。

学術書籍管理

治療指針、治療薬、副作用、相互作用に関する学術書籍を管理します。また、定期的に発行される薬学系雑誌のバックナンバーを管理しています。

情報のデータベース化

作成された資料をいつでも確認できるように、データベース化しています。

作成された資料は、全薬剤師宛にメール配信されます。
当薬局のDI室の情報提供のモットーは、現場に役立つ情報を見やすく、そして分かりやすく提供することです。

DI情報誌配信

[DIニュース]を週1回、[ちょこっとDI]を毎日、全薬剤師宛に配信します。これにより、薬剤師は各店の情報を共有化しています。

医薬品安全対策情報誌配信

[緊急安全性情報][副作用報道]があった場合、直ちに[医薬品安全対策情報]を作成し対応方法を全店に連絡します。患者さまへの対応も殆どが当日中に行われます。

勉強会カレンダー配信

[勉強会案内]が届き次第、即日社内共有スケジュールの勉強会カレンダーに勉強会情報が追加されます。薬剤師は随時勉強会開催状況を確認することができます

電話対応

電話での問い合わせに対して回答します。データベースに情報がある場合は、問い合わせに対して直ぐに回答します。コールセンターのような役割を果たします。

DI室の効果

 薬学的知識の充実

DI室が情報を文書化し、全薬剤師に配信することによって、確実に情報の共有化と管理をすることができ、薬剤師の説明が薬学的根拠に基づいた内容になりました。
各店への配属が決まると、通常他店の情報を知ることが難しくなりますが、どの店舗にいても各診療科の必要な学術情報を共有化することができます。

 薬剤師業務の効率化

専門部署を設立することで、現場薬剤師が患者さまの対応や調剤業務に十分時間を割くことが出来るようになり、業務が効率化されました。

 学習意欲の向上

勉強会カレンダーやDIニュースなど、医薬品情報に日常触れることができる環境を作ることで、現場薬剤師が積極的に学会参加を行うようになるなど、学習意欲の向上に大きな変化を与え、入社2年目には全薬剤師が認定薬剤師になっています。
また、DIニュースには、DI室に質問や情報を提供した薬剤師の名前が掲載されるようになっており、各薬剤師の学習意欲向上に効果を発揮しています。

このように、医薬品情報室が情報を一元管理し、情報収集・処理・配信を行うことで現場薬剤師の質の向上に大きく貢献しています。


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